
現在、手数料を引く貴金属買取業者が数多く存在しています。手数料はなぜ引かれるのか?自社で工場を持っているお店は買取した貴金属の精錬を行います。精錬の技術にもよりますが、基本的な目減りは1~2%前後と言われています。ですので自社工場を持っているお店が手数料を引くのは納得がいきます。しかし、自社工場を持っているお店はほんの僅かしか存在しません。ほとんどの業者は大手貴金属会社に売っており、自社の買取単価と、大手貴金属会社の買取単価とのマージンが利益となるのです。自社工場がないのに手数料を引くお店は何も費用が発生しない訳です。つまり、手数料=利益と言っても過言ではありません。また業界の悪い習慣でもあるようです。
手数料を引かないお店もあります。ここで間違えてはいけないのが、手数料を引かないからといって買取金額が高いとは限りません。業者によって1gあたりの買取単価を設定しています。ポイントは業者が自由に買取単価を設定しているという点です。全ての業者が国内公表の買取価格に沿って設定している訳ではないということです。インターネットで比べてもらうとわかりますが、買取単価は業者によってバラバラです。結論として、手数料を引かない単価の高いお店を探せば良いでしょう。またホームページに載っている単価を始めから信じないことです。買取方法は別ページというケースが非常に多く、手数料を引かれていることに気付かずに売ってしまうかもしれないからです。来店する前に買取方法についてよく読むか、納得がいくまで電話で問い合わせてみましょう。
インターネットで検索すると、お店が多過ぎて迷ってしまう方が多くいると思います。昨年(2008年)の異常とも言える相場高騰により、次々と貴金属の買取店が増えていきました。素人でも出来る簡単なビジネスということもあり、本業の片手間で買取を行うお店もありました。不況には強い業界と言われていますが、今回の世界的大不況のせいでサービスの悪いお店はどんどん淘汰されているようです(とはいえ手数料を引くお店はまだまだあります)。個人的なアドバイスとしては、宝石の町と言われている御徒町に行かれるのが良いと思います。御徒町には買取屋が多くあるので、買取金額を何軒か回って比べることも出来ますし、競合がひしめいていますので、買取金額も安くはない筈です。ということで、高く売るコツは何軒も回ることです。
実際に手数料を引かれるとどれくらい違うのか。
実際に検証してみましょう。
■単価が2,000円で100gの場合
100g×2,000円=200,000円
一番良心的なケースです。プラス単価が高かったら言うこと無し。
■手数料が20%の単価が2,000円で100gの場合
100g×2,000円×0.8=160,000円
全体的に20%引くお店が多いようです。売るのは考えましょう。
■手数料が30%の単価が2,000円で100gの場合
100g×2,000円×0.7=140,000円
論外なケースです。売るのは絶対止めましょう。
実際に計算してみるとビックリしませんか?
基本的に売ってしまったら返してはくれません。
皆様が安いお店で売らないように願っています。