金相場リアルタイムチャート
海外市況ニュース:1月1日(木)
12/31、ニューヨーク市場の金は反落。始値4,353.00ドル、高値4,384.90ドル、安値4,284.30ドル、終値4,341.10ドル、前日比-45.20(-1.03%)。【米新規失業保険申請件数】米労働省が発表した12月21日〜27日の新規失業保険申請件数は19万9000件となり、市場予想を下回った。前週からも減少し、年末の繁忙期を控えた時期としては労働市場の底堅さを示す内容となった。あわせて公表された継続受給者数も186万6000件と前週から減少し、失業状態にとどまる人の増加が限定的であることが示された。海外メディアは、企業が依然として雇用維持に慎重ながらも積極的であり、大規模な人員整理に踏み切っていない点を評価している。一方で、年末年始は季節要因による変動が大きく、短期的な数字の改善を過度に楽観視すべきではないとの指摘も多い。インフレ鈍化と景気減速が同時に進む中、労働市場が底堅さを保てるかが、今後の金融政策判断や景気見通しを左右する重要な材料になるとみられている。【ニューヨーク白金先物相場】ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のプラチナ先物は12月31日、終値2,044.2ドル(前日比-210.9ドル、-9.35%)と大幅安で2025年を締めくくった。年初来高値2,478ドルから約17%下落し、記録的高値圏からの調整局面が鮮明となった。下落の主因は、トランプ大統領のウクライナ和平進展発言による地政学リスク後退だ。これを受け、貴金属全体に利益確定売りが広がった。年末特有のポジション整理も重なり、プラチナは銀とともに記録高値から急落。供給逼迫懸念の一服も売り圧力を助長した。一方、通年では120%超の上昇を維持し、史上最高益が見込まれる。WPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル)は供給赤字966kozを予測、中国需要とEU政策緩和が支え。短期調整も需給再評価の機会か。市場関係者は「2026年も供給不足が続き、上昇基調継続」との見方を崩さない。プラチナ相場は新年、投資家心理の回復を注視される。【ニューヨーク金先物相場】31日、ニューヨーク金先物相場は終値4,341.1ドル(前日比-45.2ドル、-1.03%)で取引を終え、直近急騰後の調整局面を迎えた。海外メディアは、年末利益確定売りやCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の貴金属マージン引き上げによるポジション整理を主因に指摘。トレーディング・エコノミクスは「2025年通年で過去最高のパフォーマンスを維持しつつの高値圏調整」と位置づけ、急落後も強気基調を強調した。下落要因として、米ドル反発とFOMC議事要旨での利下げ慎重論が上値抑制に働いた一方、地政学リスクや中銀金購入、ETF流入は中長期支援材料として報じられた。インド・ドバイ市場でも小売金価格は軟調ながら「年次大幅高」を強調。報道トーンは「テクニカル修正>ファンダ悪化」で一致。CTAデレバや薄商いがボラを増幅させたが、トレンド転換とは見なさず「健全化」と評価。 年明けのマージン環境継続が注目される。
金とプラチナの関係

金相場よりもプラチナ相場が高いという状態が続いていましたが、現在ではプラチナ相場よりも金相場の方が高いという逆転状態となっています。金相場が上がるとプラチナ相場が下がるという訳ではなく、金とプラチナそれぞれに変動要因があります。金は個人買い、中央銀行の保有、宝飾品(半数以上)としての需要。プラチナは宝飾品の他に工業用としての需要が半数以上を占めています。金の弱材料はドル高(利上げムードの高まり)、インド(農作物価格低迷)による金買い消費の低迷。強材料は中国(経済減速懸念)、ロシア(原油下落、経済不振)による金買い消費の増加。プラチナの弱材料はドル高、米利上げによる世界経済の弱含み懸念、中国需要減少懸念、鉱山会社ロンミン(世界生産大3位)の事業閉鎖回避、フォルクスワーゲン問題。強材料はジンバブエ(世界生産第3位)の電力供給制限からの供給減少懸念。これらを比べてみると共通している部分もありますが、プラチナの方が弱材料が多いことが分かります。
金とドルと原油の関係

世界の基礎通貨はドルであり、世界経済もまたドルに依存しています。ドル安になればドルの資産価値は減り、その他の通貨や資産に投資することになりますが、その選択肢の一つとして金があります。金もドル建てで取引されている為、ドル安になれば金高になり、ドル高になれば金安になるという構図が一般的な解釈です。米国経済の動向も金とドルに大きな影響を与えます。米国経済指標である金利動向、消費者物価指数、鉱工業生産、失業率などの数値が好調なら、金が売られてドルが買われ、逆ならドルが売られて金が買われることになります。原油においては、ドル安=原油高、ドル高=原油安という構図になり、有事の際には金と原油が上昇すると言われています。しかし、最近ではこの構図に当てはまらないケースも多いです。
金などの主要貴金属について
- 金
ゴールド
Au - 主に宝飾品としてK18(750/1000)の品位が使われています。イエローゴールド(YG)とホワイトゴールド(WG)は定番の貴金属です。パラジウムやニッケルなどの割り金で色を変えることができ、イエロー、ホワイト、ピンク、ローズ、グリーンとバリエーションも豊富です。
- 白金
プラチナ
Pt - 日本では通称白金(はっきん)ですが、プラチナと呼ぶのが一般的です。欧米のブライダルジュエリーで人気なのは金ですが、日本ではプラチナの方が人気が高い。純プラチナは軟らかいので、パラジウムなどの割り金で品位の調整をしています。
- 銀
シルバー
Ag - シルバーはカジュアルに好まれている貴金属。硫化により黒く変色してしまうのが難点ですが、磨き直しもできます。宝飾品は925の品位が多い。925の中でも銅のみを混ぜた合金であるスターリングシルバーは時効硬化に優れています。
- パラジウム
Pd - 白金族に属する白色金属。貴金属として宝飾品にも使われており、プラチナ850~950やホワイトゴールドの割り金として利用されています。造幣局の貴金属品位証明制度において、金、プラチナ、銀の品位検定は行われていますが、パラジウムの品位検定は行っていません。
金について

金は装飾品として利用された最古の金属で、古くから貴金属の価値を認められてきました。また銀や銅と共に貨幣用金属の一つであり、貨幣や金貨としても流通しました。その利用価値の高さゆえ豊かさと富の象徴であり、金その物の所有や鉱山の所有、採掘の権利などが個人から国家の規模でしばしば争奪や係争の要因にもなりました。現在では技術の発達と共に歯科、エレクトロニクスなど様々な分野で利用されています。
金貨について

世界には様々な種類の金貨が存在します。金貨には大きく分けて通貨型金貨、地金型金貨、収集型金貨などがあります。金貨をアクセサリー類に利用したり、収集しているコレクターなども存在します。金貨の中でも最も信頼の高い、カナダの国旗にも描かれているカエデの葉が印象的な「メイプルリーフ金貨」はとても有名ですね。メイプルリーフ金貨は純度99.99%で、カナダ中央政府が保証する通貨。国際的な信頼もあり、すぐに現金化できると田中貴金属も太鼓判を押しています。
金の刻印について

金などの貴金属に刻印される品位は、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準規格)により純度を千分率で表すことになっています。ですが、金については24分率いわゆるカラットで表す習慣が残っています。これは金特有の表示方法です。また、日本では999.9%以上なければ純金(K24 or 1000/1000)の表示は出来ません。
金の比重について

金の比重は比重計という機材で調べることができます。比重計とは、どんな物質にもある比重値というものを測る機材です。比重値が分かることで、金、プラチナ、銀などの様々な貴金属の判別ができます。比重計は買取の際にも使われており、貴金属の品位判別において参考程度に利用されるようです。また、金などの貴金属買取を専門的に行っているお店なら比重計は必ず置いてあります。
金の買取店の選び方について

まずは色々なお店の買取価格を比べてみましょう。インターネットで検索すればたくさんお店が出てきますので、売りたい品位(K18など)1gあたりの買取価格が高いお店をリストアップしておきましょう。おすすめは大手貴金属チェーンの店舗、有名な買取チェーンの店舗です。
金の買取手数料について

高額な手数料を引く貴金属買取業者が存在しています。手数料はなぜ引かれるのか?。自社で工場を持っているお店は買取した貴金属の精錬を行います。精錬の技術にもよりますが、基本的な目減りは1~2%前後と言われています。そういったお店がある程度の手数料を引くというのは納得がいきます。
