金相場リアルタイムチャート
海外市況ニュース:2月5日(木)
2/4、ニューヨーク市場の金は小幅高で続伸。始値4,966.10ドル、高値5,113.90ドル、安値4,867.70ドル、終値4,950.80ドル、前日比+15.80(+0.32%)。【米ADP雇用統計】本日発表された1月の米ADP雇用者数は、前月比2.2万人増と、市場予想(約4.5万人増)を大きく下回った。海外メディアは「年初の雇用拡大は極めて鈍く、米労働市場の減速傾向が一段と鮮明になった」と総じて厳しい評価を示している。前月分も3.7万人増へ下方修正され、企業の採用意欲が弱含んでいることが裏付けられた。業種別では、教育・医療分野が7.4万人増と全体を下支えした一方、製造業は0.8万人減、専門・ビジネスサービスは5.7万人減と、景気敏感セクターを中心に雇用縮小が目立った。ADPのリチャードソン主任エコノミストは「過去3年にわたる雇用創出の減速が続いている」と指摘し、賃金上昇率が安定する中でも、企業は慎重姿勢を強めていると分析した。市場では、政府統計の発表延期も重なり、今回の指標が当面の雇用動向を測る重要な手掛かりになるとの見方が広がる。労働市場の減速が続けば、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策判断にも影響を与える可能性があり、今後の指標動向に一段の注目が集まっている。 【米ISM非製造業景気指数】本日発表された1月の米ISM非製造業景気指数は53.8と、前月と同水準を維持し、19カ月連続で景況拡大を示した。海外メディアは、米サービス業が底堅さを保つ一方で、需要の先行きを巡る不透明感が強まっていると伝えている。ロイター通信によると、事業活動指数は57.4へ上昇し堅調だったものの、新規受注は53.1へ低下し、特に輸出受注が45.0と大きく落ち込んだ。米国の関税政策や地政学リスクを背景に、海外需要の減速が意識されているという。また、仕入れ価格指数は66.6に上昇し、サービス分野でもインフレ圧力が根強いことを示唆した。雇用指数は50.3と拡大・縮小の分岐点近辺にとどまり、企業が慎重な雇用姿勢を続けている点も指摘されている。市場では、景気の底堅さと物価上昇圧力が併存する状況が、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策運営を一段と難しくするとの見方が広がっている。 【NY金先物相場、小幅上昇で4,950ドル台、急騰一服も高値維持】ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物(中心限月)は4日、前日比15.8ドル(+0.32%)高の4,950.8ドルで取引を終えた。前日3日の6%超急騰(4,935ドル)後の小康局面で、高値圏を維持した形だ。2日までの20%超急落からのV字リバウンドが続き、海外メディアは「ドル高一服と安全資産需要の継続」「トランプ政権のドル安容認姿勢」「FRB利下げ期待の再燃」を主因に挙げる。地政学リスク(ウクライナ・中東情勢)も買い支え要因として根強い。ただ、CME証拠金引き上げ後のレバレッジ調整や、CTA・ヘッジファンドのショートカバー解消度合いが焦点。報道はマクロ要因に偏りがちで、フロー面の詳細分析が不足気味だ。CFDベースでは5,000ドル前後での攻防が続き、テクニカルなもみ合い色が濃厚。市場コンセンサスは中長期強気継続も、4,900〜5,100ドル帯のレンジ相場化を警戒。直近ボラティリティの高さを踏まえ、投資家はドル反発・金利再上昇リスクに備える構え。次は米経済指標と政権人事関連ニュースが方向性を左右しそうだ。
金とプラチナの関係

金相場よりもプラチナ相場が高いという状態が続いていましたが、現在ではプラチナ相場よりも金相場の方が高いという逆転状態となっています。金相場が上がるとプラチナ相場が下がるという訳ではなく、金とプラチナそれぞれに変動要因があります。金は個人買い、中央銀行の保有、宝飾品(半数以上)としての需要。プラチナは宝飾品の他に工業用としての需要が半数以上を占めています。金の弱材料はドル高(利上げムードの高まり)、インド(農作物価格低迷)による金買い消費の低迷。強材料は中国(経済減速懸念)、ロシア(原油下落、経済不振)による金買い消費の増加。プラチナの弱材料はドル高、米利上げによる世界経済の弱含み懸念、中国需要減少懸念、鉱山会社ロンミン(世界生産大3位)の事業閉鎖回避、フォルクスワーゲン問題。強材料はジンバブエ(世界生産第3位)の電力供給制限からの供給減少懸念。これらを比べてみると共通している部分もありますが、プラチナの方が弱材料が多いことが分かります。
金とドルと原油の関係

世界の基礎通貨はドルであり、世界経済もまたドルに依存しています。ドル安になればドルの資産価値は減り、その他の通貨や資産に投資することになりますが、その選択肢の一つとして金があります。金もドル建てで取引されている為、ドル安になれば金高になり、ドル高になれば金安になるという構図が一般的な解釈です。米国経済の動向も金とドルに大きな影響を与えます。米国経済指標である金利動向、消費者物価指数、鉱工業生産、失業率などの数値が好調なら、金が売られてドルが買われ、逆ならドルが売られて金が買われることになります。原油においては、ドル安=原油高、ドル高=原油安という構図になり、有事の際には金と原油が上昇すると言われています。しかし、最近ではこの構図に当てはまらないケースも多いです。
金などの主要貴金属について
- 金
ゴールド
Au - 主に宝飾品としてK18(750/1000)の品位が使われています。イエローゴールド(YG)とホワイトゴールド(WG)は定番の貴金属です。パラジウムやニッケルなどの割り金で色を変えることができ、イエロー、ホワイト、ピンク、ローズ、グリーンとバリエーションも豊富です。
- 白金
プラチナ
Pt - 日本では通称白金(はっきん)ですが、プラチナと呼ぶのが一般的です。欧米のブライダルジュエリーで人気なのは金ですが、日本ではプラチナの方が人気が高い。純プラチナは軟らかいので、パラジウムなどの割り金で品位の調整をしています。
- 銀
シルバー
Ag - シルバーはカジュアルに好まれている貴金属。硫化により黒く変色してしまうのが難点ですが、磨き直しもできます。宝飾品は925の品位が多い。925の中でも銅のみを混ぜた合金であるスターリングシルバーは時効硬化に優れています。
- パラジウム
Pd - 白金族に属する白色金属。貴金属として宝飾品にも使われており、プラチナ850~950やホワイトゴールドの割り金として利用されています。造幣局の貴金属品位証明制度において、金、プラチナ、銀の品位検定は行われていますが、パラジウムの品位検定は行っていません。
金について

金は装飾品として利用された最古の金属で、古くから貴金属の価値を認められてきました。また銀や銅と共に貨幣用金属の一つであり、貨幣や金貨としても流通しました。その利用価値の高さゆえ豊かさと富の象徴であり、金その物の所有や鉱山の所有、採掘の権利などが個人から国家の規模でしばしば争奪や係争の要因にもなりました。現在では技術の発達と共に歯科、エレクトロニクスなど様々な分野で利用されています。
金貨について

世界には様々な種類の金貨が存在します。金貨には大きく分けて通貨型金貨、地金型金貨、収集型金貨などがあります。金貨をアクセサリー類に利用したり、収集しているコレクターなども存在します。金貨の中でも最も信頼の高い、カナダの国旗にも描かれているカエデの葉が印象的な「メイプルリーフ金貨」はとても有名ですね。メイプルリーフ金貨は純度99.99%で、カナダ中央政府が保証する通貨。国際的な信頼もあり、すぐに現金化できると田中貴金属も太鼓判を押しています。
金の刻印について

金などの貴金属に刻印される品位は、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準規格)により純度を千分率で表すことになっています。ですが、金については24分率いわゆるカラットで表す習慣が残っています。これは金特有の表示方法です。また、日本では999.9%以上なければ純金(K24 or 1000/1000)の表示は出来ません。
金の比重について

金の比重は比重計という機材で調べることができます。比重計とは、どんな物質にもある比重値というものを測る機材です。比重値が分かることで、金、プラチナ、銀などの様々な貴金属の判別ができます。比重計は買取の際にも使われており、貴金属の品位判別において参考程度に利用されるようです。また、金などの貴金属買取を専門的に行っているお店なら比重計は必ず置いてあります。
金の買取店の選び方について

まずは色々なお店の買取価格を比べてみましょう。インターネットで検索すればたくさんお店が出てきますので、売りたい品位(K18など)1gあたりの買取価格が高いお店をリストアップしておきましょう。おすすめは大手貴金属チェーンの店舗、有名な買取チェーンの店舗です。
金の買取手数料について

高額な手数料を引く貴金属買取業者が存在しています。手数料はなぜ引かれるのか?。自社で工場を持っているお店は買取した貴金属の精錬を行います。精錬の技術にもよりますが、基本的な目減りは1~2%前後と言われています。そういったお店がある程度の手数料を引くというのは納得がいきます。
