金相場リアルタイムチャート
海外市況ニュース:02月14日(土)
2/13、ニューヨーク市場の金は反発。始値4,950.00ドル、高値5,069.10ドル、安値4,907.10ドル、終値5,046.30ドル、前日比+97.90(+1.98%)。【米消費者物価指数指数】米労働省が発表した1月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比0.2%上昇、前年同月比では2.4%上昇となった。海外メディアは、前年比の伸びが前月から鈍化した点に注目し、インフレ圧力が徐々に和らいでいるとの見方を伝えている。とりわけエネルギー価格の落ち着きが全体を押し下げたと分析されている。一方で、住居費や一部サービス価格はなお高止まりしており、基調的な物価動向は依然として粘着的だとの指摘も出ている。市場では、インフレ鈍化を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に対する思惑が交錯。早期利下げ観測がやや強まる一方、当局はデータを慎重に見極める姿勢を崩していないと報じられている。総じて海外報道は「インフレは減速傾向にあるが、政策転換を断定するには時期尚早」との冷静な評価で一致している。【NY白金先物相場、2,077ドル台で引け 供給不安が拍車】13日のニューヨーク商品取引所(NYMEX)で、プラチナ先物相場は大幅に続伸しました。中心限月の終値は前日比55.4ドル(2.74%)高の1オンス=2,077.1ドルとなり、節目の2,000ドルを大きく上回る高値圏で取引を終えました。海外の報道によると、急騰の背景には地政学リスクに伴う供給不安があります。欧州連合(EU)によるロシア産貴金属への禁輸措置検討が報じられ、世界有数の供給国であるロシアからの流入停止を懸念した買いが加速しました。また、欧州での内燃機関車(ガソリン・ディーゼル車)規制の一部緩和を受け、触媒用プラチナの長期需要が再評価されたことも、投資家心理を強気に傾けました。市場アナリストは「構造的な供給不足が鮮明になっている」と指摘しています。一方で、短期間での急騰に対する利益確定売りへの警戒感も根強く、来週以降は米国のインフレ指標を受けた金利動向が焦点となる見通しです。【NY金先物相場、5,000ドルの大台を回復、米インフレ鈍化受け安全資産に買い再燃】13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、主力限月である4月限が前日比97.9ドル(1.98%)高の1オンス=5,046.3ドルで取引を終えた。前日に一時5,000ドルの節目を割り込んだ反動から、押し目買いが活発化した。この日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る前年比2.4%の上昇となり、約8カ月ぶりの低水準を記録。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げへの期待が強まり、金利のつかない資産である金への資金流入を後押しした。また、中東情勢やグリーンランドを巡る地政学的な緊張継続も、安全資産としての需要を根強く支えている。海外メディアは「前日の急落で膨らんだ割安感に、インフレ鈍化という追い風が吹いた」と分析。市場関係者からは、年初に記録した史上最高値圏からの調整局面は一巡しつつあり、5,000ドル台を維持できるかが今後の上昇トレンド継続の鍵を握るとの声が上がっている。
金とプラチナの関係

金相場よりもプラチナ相場が高いという状態が続いていましたが、現在ではプラチナ相場よりも金相場の方が高いという逆転状態となっています。金相場が上がるとプラチナ相場が下がるという訳ではなく、金とプラチナそれぞれに変動要因があります。金は個人買い、中央銀行の保有、宝飾品(半数以上)としての需要。プラチナは宝飾品の他に工業用としての需要が半数以上を占めています。金の弱材料はドル高(利上げムードの高まり)、インド(農作物価格低迷)による金買い消費の低迷。強材料は中国(経済減速懸念)、ロシア(原油下落、経済不振)による金買い消費の増加。プラチナの弱材料はドル高、米利上げによる世界経済の弱含み懸念、中国需要減少懸念、鉱山会社ロンミン(世界生産大3位)の事業閉鎖回避、フォルクスワーゲン問題。強材料はジンバブエ(世界生産第3位)の電力供給制限からの供給減少懸念。これらを比べてみると共通している部分もありますが、プラチナの方が弱材料が多いことが分かります。
金とドルと原油の関係

世界の基礎通貨はドルであり、世界経済もまたドルに依存しています。ドル安になればドルの資産価値は減り、その他の通貨や資産に投資することになりますが、その選択肢の一つとして金があります。金もドル建てで取引されている為、ドル安になれば金高になり、ドル高になれば金安になるという構図が一般的な解釈です。米国経済の動向も金とドルに大きな影響を与えます。米国経済指標である金利動向、消費者物価指数、鉱工業生産、失業率などの数値が好調なら、金が売られてドルが買われ、逆ならドルが売られて金が買われることになります。原油においては、ドル安=原油高、ドル高=原油安という構図になり、有事の際には金と原油が上昇すると言われています。しかし、最近ではこの構図に当てはまらないケースも多いです。
金などの主要貴金属について
- 金
ゴールド
Au - 主に宝飾品としてK18(750/1000)の品位が使われています。イエローゴールド(YG)とホワイトゴールド(WG)は定番の貴金属です。パラジウムやニッケルなどの割り金で色を変えることができ、イエロー、ホワイト、ピンク、ローズ、グリーンとバリエーションも豊富です。
- 白金
プラチナ
Pt - 日本では通称白金(はっきん)ですが、プラチナと呼ぶのが一般的です。欧米のブライダルジュエリーで人気なのは金ですが、日本ではプラチナの方が人気が高い。純プラチナは軟らかいので、パラジウムなどの割り金で品位の調整をしています。
- 銀
シルバー
Ag - シルバーはカジュアルに好まれている貴金属。硫化により黒く変色してしまうのが難点ですが、磨き直しもできます。宝飾品は925の品位が多い。925の中でも銅のみを混ぜた合金であるスターリングシルバーは時効硬化に優れています。
- パラジウム
Pd - 白金族に属する白色金属。貴金属として宝飾品にも使われており、プラチナ850~950やホワイトゴールドの割り金として利用されています。造幣局の貴金属品位証明制度において、金、プラチナ、銀の品位検定は行われていますが、パラジウムの品位検定は行っていません。
金について

金は装飾品として利用された最古の金属で、古くから貴金属の価値を認められてきました。また銀や銅と共に貨幣用金属の一つであり、貨幣や金貨としても流通しました。その利用価値の高さゆえ豊かさと富の象徴であり、金その物の所有や鉱山の所有、採掘の権利などが個人から国家の規模でしばしば争奪や係争の要因にもなりました。現在では技術の発達と共に歯科、エレクトロニクスなど様々な分野で利用されています。
金貨について

世界には様々な種類の金貨が存在します。金貨には大きく分けて通貨型金貨、地金型金貨、収集型金貨などがあります。金貨をアクセサリー類に利用したり、収集しているコレクターなども存在します。金貨の中でも最も信頼の高い、カナダの国旗にも描かれているカエデの葉が印象的な「メイプルリーフ金貨」はとても有名ですね。メイプルリーフ金貨は純度99.99%で、カナダ中央政府が保証する通貨。国際的な信頼もあり、すぐに現金化できると田中貴金属も太鼓判を押しています。
金の刻印について

金などの貴金属に刻印される品位は、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準規格)により純度を千分率で表すことになっています。ですが、金については24分率いわゆるカラットで表す習慣が残っています。これは金特有の表示方法です。また、日本では999.9%以上なければ純金(K24 or 1000/1000)の表示は出来ません。
金の比重について

金の比重は比重計という機材で調べることができます。比重計とは、どんな物質にもある比重値というものを測る機材です。比重値が分かることで、金、プラチナ、銀などの様々な貴金属の判別ができます。比重計は買取の際にも使われており、貴金属の品位判別において参考程度に利用されるようです。また、金などの貴金属買取を専門的に行っているお店なら比重計は必ず置いてあります。
金の買取店の選び方について

まずは色々なお店の買取価格を比べてみましょう。インターネットで検索すればたくさんお店が出てきますので、売りたい品位(K18など)1gあたりの買取価格が高いお店をリストアップしておきましょう。おすすめは大手貴金属チェーンの店舗、有名な買取チェーンの店舗です。
金の買取手数料について

高額な手数料を引く貴金属買取業者が存在しています。手数料はなぜ引かれるのか?。自社で工場を持っているお店は買取した貴金属の精錬を行います。精錬の技術にもよりますが、基本的な目減りは1~2%前後と言われています。そういったお店がある程度の手数料を引くというのは納得がいきます。
