金相場リアルタイムチャート
海外市況ニュース:2月3日(火)
2/2、ニューヨーク市場の金は大幅安で続落。始値4,816.00ドル、高値4,905.60ドル、安値4,423.20ドル、終値4,652.60ドル、前日比-92.50(-1.95%)。【米ISM製造業景気指数】本日発表された1月の米ISM製造業景気指数は52.6と、前月の47.9から大幅に上昇し、約1年ぶりに好不況の分かれ目である50を上回った。海外メディアは、年末商戦後の在庫補充や、関税引き上げを見越した駆け込み発注が新規受注を押し上げ、製造業活動の回復をもたらしたと分析している。一方で、雇用指数は依然として50を下回り、人手不足やコスト上昇への警戒感が根強い点も指摘。原材料価格の上昇や通商政策の不透明感が先行きの重しになるとの見方が多く、今回の改善は一時的な反発にとどまる可能性があると慎重な論調も目立つ。総じて、米製造業に持ち直しの兆しが見られる一方、持続的な回復にはなお課題が残るとの評価が広がっている。 【NY白金先物相場】ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナ先物(中心限月)は2日、前日比17.5ドル(0.82%)安の2,104.1ドルで取引を終えた。直近1カ月で約10%の調整局面入りながら、前年比では依然100%超の上昇を維持。高値圏での利食い売りとドル高圧力が重なり、短期的な落ち着きを見せた。海外報道は「南アフリカ供給制約と金高騰を受けた代替投資需要」を強気基調の基盤として位置づけ、今回の下落を「高ボラティリティ相場の中のノイズ」と評価。Trading Economicsではスポット2,061ドル(-2.85%)と伝え、テクニカル修正継続を指摘する一方、構造的赤字が下値を支えるとの見方が優勢だ。Fortune系メディアはインフレヘッジ需要の持続を強調しつつ、CMEマージン変更やポジション調整のフロー要因を補足。1年超のリターンが金を上回るパフォーマンスを背景に、中長期強気継続を予想する声が多い。ただ、日次変動の文脈説明はやや薄く、実務家は建玉動向や南ア鉱山ニュースを注視すべき局面。3日の米経済指標発表を前に、2,000ドル割れ警戒と反発期待が交錯している。【NY金先物相場】ニューヨーク金先物相場は2日、大幅続落し、中心限月が前日比92.5ドル安の4,652.6ドルで取引を終えた。先週まで史上最高値圏まで急伸していた流れから一転、短期間に20%超の調整となっており、海外市場では「異例の急落」として警戒感が広がっている。背景には、ドル高進行や金利動向を材料にした利益確定売りの加速に加え、高値圏で積み上がっていた投機的ポジションの手じまい・ロスカットが重なったとの見方が多い。一方で、過去1カ月では依然として上昇基調を維持しており、中長期的な強気トレンドは崩れていないとの指摘もあり、市場では4,500ドル台を当面の下値メドとみながら、反発余地と追加調整リスクを同時に探る神経質な展開となっている。
金とプラチナの関係

金相場よりもプラチナ相場が高いという状態が続いていましたが、現在ではプラチナ相場よりも金相場の方が高いという逆転状態となっています。金相場が上がるとプラチナ相場が下がるという訳ではなく、金とプラチナそれぞれに変動要因があります。金は個人買い、中央銀行の保有、宝飾品(半数以上)としての需要。プラチナは宝飾品の他に工業用としての需要が半数以上を占めています。金の弱材料はドル高(利上げムードの高まり)、インド(農作物価格低迷)による金買い消費の低迷。強材料は中国(経済減速懸念)、ロシア(原油下落、経済不振)による金買い消費の増加。プラチナの弱材料はドル高、米利上げによる世界経済の弱含み懸念、中国需要減少懸念、鉱山会社ロンミン(世界生産大3位)の事業閉鎖回避、フォルクスワーゲン問題。強材料はジンバブエ(世界生産第3位)の電力供給制限からの供給減少懸念。これらを比べてみると共通している部分もありますが、プラチナの方が弱材料が多いことが分かります。
金とドルと原油の関係

世界の基礎通貨はドルであり、世界経済もまたドルに依存しています。ドル安になればドルの資産価値は減り、その他の通貨や資産に投資することになりますが、その選択肢の一つとして金があります。金もドル建てで取引されている為、ドル安になれば金高になり、ドル高になれば金安になるという構図が一般的な解釈です。米国経済の動向も金とドルに大きな影響を与えます。米国経済指標である金利動向、消費者物価指数、鉱工業生産、失業率などの数値が好調なら、金が売られてドルが買われ、逆ならドルが売られて金が買われることになります。原油においては、ドル安=原油高、ドル高=原油安という構図になり、有事の際には金と原油が上昇すると言われています。しかし、最近ではこの構図に当てはまらないケースも多いです。
金などの主要貴金属について
- 金
ゴールド
Au - 主に宝飾品としてK18(750/1000)の品位が使われています。イエローゴールド(YG)とホワイトゴールド(WG)は定番の貴金属です。パラジウムやニッケルなどの割り金で色を変えることができ、イエロー、ホワイト、ピンク、ローズ、グリーンとバリエーションも豊富です。
- 白金
プラチナ
Pt - 日本では通称白金(はっきん)ですが、プラチナと呼ぶのが一般的です。欧米のブライダルジュエリーで人気なのは金ですが、日本ではプラチナの方が人気が高い。純プラチナは軟らかいので、パラジウムなどの割り金で品位の調整をしています。
- 銀
シルバー
Ag - シルバーはカジュアルに好まれている貴金属。硫化により黒く変色してしまうのが難点ですが、磨き直しもできます。宝飾品は925の品位が多い。925の中でも銅のみを混ぜた合金であるスターリングシルバーは時効硬化に優れています。
- パラジウム
Pd - 白金族に属する白色金属。貴金属として宝飾品にも使われており、プラチナ850~950やホワイトゴールドの割り金として利用されています。造幣局の貴金属品位証明制度において、金、プラチナ、銀の品位検定は行われていますが、パラジウムの品位検定は行っていません。
金について

金は装飾品として利用された最古の金属で、古くから貴金属の価値を認められてきました。また銀や銅と共に貨幣用金属の一つであり、貨幣や金貨としても流通しました。その利用価値の高さゆえ豊かさと富の象徴であり、金その物の所有や鉱山の所有、採掘の権利などが個人から国家の規模でしばしば争奪や係争の要因にもなりました。現在では技術の発達と共に歯科、エレクトロニクスなど様々な分野で利用されています。
金貨について

世界には様々な種類の金貨が存在します。金貨には大きく分けて通貨型金貨、地金型金貨、収集型金貨などがあります。金貨をアクセサリー類に利用したり、収集しているコレクターなども存在します。金貨の中でも最も信頼の高い、カナダの国旗にも描かれているカエデの葉が印象的な「メイプルリーフ金貨」はとても有名ですね。メイプルリーフ金貨は純度99.99%で、カナダ中央政府が保証する通貨。国際的な信頼もあり、すぐに現金化できると田中貴金属も太鼓判を押しています。
金の刻印について

金などの貴金属に刻印される品位は、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準規格)により純度を千分率で表すことになっています。ですが、金については24分率いわゆるカラットで表す習慣が残っています。これは金特有の表示方法です。また、日本では999.9%以上なければ純金(K24 or 1000/1000)の表示は出来ません。
金の比重について

金の比重は比重計という機材で調べることができます。比重計とは、どんな物質にもある比重値というものを測る機材です。比重値が分かることで、金、プラチナ、銀などの様々な貴金属の判別ができます。比重計は買取の際にも使われており、貴金属の品位判別において参考程度に利用されるようです。また、金などの貴金属買取を専門的に行っているお店なら比重計は必ず置いてあります。
金の買取店の選び方について

まずは色々なお店の買取価格を比べてみましょう。インターネットで検索すればたくさんお店が出てきますので、売りたい品位(K18など)1gあたりの買取価格が高いお店をリストアップしておきましょう。おすすめは大手貴金属チェーンの店舗、有名な買取チェーンの店舗です。
金の買取手数料について

高額な手数料を引く貴金属買取業者が存在しています。手数料はなぜ引かれるのか?。自社で工場を持っているお店は買取した貴金属の精錬を行います。精錬の技術にもよりますが、基本的な目減りは1~2%前後と言われています。そういったお店がある程度の手数料を引くというのは納得がいきます。
