- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,572円 (+7)
- プラチナ 4,980円 (-51)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,024.80ドル (-30.90)
- NYプラチナ 1,068.30ドル (+18.00)
5/5、ニューヨーク市場の金相場は4日ぶり反落。始値2,058.00ドル、高値2,061.30、安値2,007.00ドル、終値2,024.80ドル、前日比-30.90(-1.50%)。米労働省より4月の非農業部門雇用者数が発表。前月比で25万3000人増加し、市場予想の17万9000人増を大きく上回った。前回は16万5000人増(速報値23万6000人増)に下方修正された。失業率は3.4%と前回の3.5%から低下し、市場予想の3.6%を下回った。平均時給は前月比で0.5%増と前回の0.3%増から上昇し、市場予想とほぼ一致した。依然としてインフレ圧力は根強く、労働市場は底堅いことが改めて示された。市場では米景気悪化への懸念が後退し、金は安全資産としての需要低下から売り優勢となった。また、債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対主要通貨でドル高傾向となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。