- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,597円 （＋44）
- プラチナ 5,121円 （＋78）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,003.70ドル （＋10.70）
- NYプラチナ 1,082.60ドル （＋15.70）
5/17、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値2,012.10ドル、高値2,015.90、安値1,997.10ドル、終値2,003.70ドル、前日比＋10.70（＋0.54%）。16日にホワイトハウスで米債務上限の引き上げを巡る再協議が行われた。協議後のインタビューでバイデン大統領は合意に楽観的な見方を示し、野党・共和党のマッカーシー下院議員も近日中に合意できる可能性を示した。デフォルト（債務不履行）への警戒感が後退し、投資家らのリスク回避姿勢が和らいだことで、安全資産とされる金や債券の魅力が低下した。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差拡大への意識から対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。一方、ユーロ圏消費者物価指数の確定値は総合（前年比＋7.0%）とコア（前年比＋5.6%）共に速報値と変わらず、市場への影響は限定的だった。5月18日9時30分現在、ロンドン金は1,980ドル台で推移しています。