- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,629円 (+27)
- プラチナ 5,084円 (-44)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,992.80ドル (-2.90)
- NYプラチナ 1,057.60ドル (-19.70)
5/23、ニューヨーク市場の金相場は2日続落。始値1,992.40ドル、高値1,998.20、安値1,974.20ドル、終値1,992.80ドル、前日比-2.90(-0.15%)。米S&Pグローバルより5月の購買担当者景気指数(速報値)が発表。総合は48.5と前回の50.2から悪化し、市場予想の50.0を下回った。ただ、非製造業は55.1と前回の53.6から改善し、市場予想の52.6を上回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加の利上げ観測が強まった。また、同日に5月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(速報値)が発表。総合は44.6と前回の45.8から悪化し、市場予想の46.1を下回った。非製造業は55.9と前回の56.2から悪化したが、市場予想の55.6を上回った。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。一方、バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長は22日、米債務上限の引き上げを巡る3回目の協議を行ったが、合意には至らなかった。デフォルト(債務不履行)への懸念から投資家らのリスク回避姿勢が強まり、債券市場では米国債が買われ長期金利が下げに転じたが、金はドル高に圧迫され軟調に推移した。5月24日9時30分現在、ロンドン金は1,970ドル台で推移しています。