国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,592円 (-37)
プラチナ 4,968円 (-116)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,983.10ドル (-9.70)
NYプラチナ 1,029.50ドル (-28.10)

5/24、ニューヨーク市場の金相場は3日続落。始値1,995.60ドル、高値2,006.20、安値1,976.80ドル、終値1,983.10ドル、前日比-9.70(-0.49%)。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は24日、イベントで「インフレ率が目標の2%に近づいているという確証がない限り、利上げサイクルの終了は支持しない」と語った。また、同日に5月2〜3日にかけて開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、追加利上げの必要性を巡って、参加者の意見が異なっていたことが明らかになった。FRB高官らのタカ派寄りの発言が相次ぎ、市場では利上げ継続への見方が一段と強まった。一方、米債務上限の引き上げを巡る協議に進展はなく、野党・共和党のマッカーシー下院議長はインタビューで「合意は近くない」として時間がかかるとの見解を示した。デフォルト(債務不履行)への懸念から米株式市場では主要株価指数が続落。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。5月25日9時30分現在、ロンドン金は1,950ドル台で推移しています。