- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,623円 (-1)
- プラチナ 4,853円 (-126)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,982.10ドル (+5.00)
- NYプラチナ 999.00ドル (-22.90)
5/31、ニューヨーク市場の金相場は3日続伸。始値1,977.50ドル、高値1,993.10、安値1,971.80ドル、終値1,982.10ドル、前日比+5.00(+0.25%)。米労働省より4月の雇用動態調査(JOLTS)が発表。求人件数は1010万3000件と前回の974万5000件(上方修正値)から増加し、市場予想の940万件を上回った。労働市場の底堅さが改めて示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが継続されるとの見方が強まった。ただ、同日にFRBのジェファーソン理事、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁が6月の利上げに言及し、見送るべきとの見解を示した。債券市場では米国債が買われ長期金利が低下し、利息が付かない資産である金の強みとなった。一方、ドイツ・フランスの5月の消費者物価指数(CPI)が発表され、共に前回から低下し市場予想を下回ったことで、欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が後退。また、中国の購買担当者景気指数(PMI)が悪化し弱い内容だったことで、投資家らのリスク回避姿勢が強まった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。6月1日9時30分現在、ロンドン金は1,950ドル台で推移しています。