- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,602円 (-50)
- プラチナ 4,920円 (+48)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,969.60ドル (-25.90)
- NYプラチナ 1,003.50ドル (-6.60)
6/2、ニューヨーク市場の金相場は5日ぶり反落。始値1,994.60ドル、高値2,000.50、安値1,963.70ドル、終値1,969.60ドル、前日比-25.90(-1.30%)。米労働省統計局より5月の雇用統計が発表。非農業部門雇用者数は33万9000人と前回の29万4000人(上方修正値)から増加し、市場予想の19万人を上回った。失業率は3.7%と前回の3.4%から増加(市場予想=3.5%)。平均時給は前月比で0.3%と前回の0.4%(下方修正値)から低下(市場予想=0.4%)。前年比では4.3%と前回の4.4%から低下(市場予想=4.5%)。強弱入り混じる内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月の会合で金利据え置きの材料にするとの観測が浮上。ただ、労働需要は依然として底堅いことや、利上げの余地はあるとして7月からの再開を支持する当局者もおり、足元では金融引き締めが継続されるとの見方が強まっている模様。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差拡大への意識から対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。