- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,617円 (+15)
- プラチナ 4,994円 (+74)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,974.30ドル (+4.70)
- NYプラチナ 1,036.40ドル (+32.90)
6/5、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,962.30ドル、高値1,980.40、安値1,953.80ドル、終値1,974.30ドル、前日比+4.70(+0.24%)。米供給管理協会(ISM)より5月の非製造業景気指数が発表。結果は50.3と前回の51.9から悪化し、市場予想の52.5を下回った。景気好悪の境目である50を上回ったものの、昨年12月(49.2)以来の低水準となり、市場では景気減速への懸念が再燃か。また、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は5日、議会証言で「基調的なインフレがピークに達した明確な証拠はない」とし追加利上げの可能性を示した。外国為替市場では対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。一方、2日に発表された5月の米雇用統計が予想を大きく上回ったことで、足元では米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの見方が強まっている。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。6月6日9時30分現在、ロンドン金は1,960ドル台で推移しています。