国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,638円 (+21)
プラチナ 5,041円 (+47)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,981.50ドル (+7.20)
NYプラチナ 1,038.70ドル (+2.30)

6/6、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値1,978.00ドル、高値1,982.90、安値1,970.30ドル、終値1,981.50ドル、前日比+7.20(+0.36%)。新たな手掛かり材料に乏しい中、欧州連合統計局(Eurostat)より4月のユーロ圏小売売上高が発表。結果は前月比で±0.0%となり、市場予想の+0.1%を下回った。前回は-0.4%(速報値-1.2%)に上方修正された。前年比では-2.6%となり、市場予想の-3.1%を上回った。前回は-3.3%(速報値-3.8%)に上方修正された。同日に欧州中央銀行(ECB)より4月のユーロ圏消費者調査が発表。1年先のインフレ期待は4.1%と3月の5.0%から低下。3年先のインフレ期待は2.5%と前月の2.9%から低下した。ユーロ圏経済の先行き不透明感が増すなか、インフレ高進への懸念は後退した模様。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢の展開。ドル建てで売買される金は割高感から上値を抑えられた。6月7日9時30分現在、ロンドン金は1,960ドル台で推移しています。