- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,602円 （＋27）
- プラチナ 4,908円 （－80）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 1,978.60ドル （＋20.20）
- NYプラチナ 1,013.90ドル （－10.70）
6/8、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,956.20ドル、高値1,985.70、安値1,955.20ドル、終値1,978.60ドル、前日比＋20.20（＋1.03%）。米労働省統計局より5月28〜6月3日までの新規失業保険申請件数が発表。結果は26万1000件と前週の23万3000件（上方修正値）から2万8000件増加。市場予想の23万5000件を上回り、2021年10月以来の高水準となった。労働需要は軟化していると受け止められ、米連邦準備制度理事会（FRB）が利上げを継続するとの見方が後退。債券市場では米国債が買われ長期金利が低下し、利息が付かない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差縮小への意識から対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。一方、同日に欧州連合統計局（Eurostat）より1〜3月期のユーロ圏GDP確報値が発表。前期比が－0.1%に下方修正され、市場予想の＋0.1%を下回った。ユーロ圏が景気後退入りしたとの見方が強まったが、ユーロドルへの影響は限定的だった模様。6月9日9時30分現在、ロンドン金は1,960ドル台で推移しています。