国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,576円 (-38)
プラチナ 4,804円 (-49)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,958.60ドル (-11.10)
NYプラチナ 981.90ドル (-13.40)

6/13、ニューヨーク市場の金相場は3日続落。始値1,971.40ドル、高値1,985.90、安値1,953.00ドル、終値1,958.60ドル、前日比-11.10(-0.56%)。米労働省統計局より5月の消費者物価指数(CPI)が発表。米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する指標のひとつとなる。総合指数=前月比では+0.1%と前回の+0.4%から低下(市場予想+0.1%)。前年比では+4.0%と前回の+4.9%から低下(市場予想+4.1%)。食品とエネルギーを除くコア指数=前月比では+0.4%と前回の+0.4%から横ばい(市場予想+0.4%)。前年比では+5.3%と前回の+5.5%から低下(市場予想+5.2%)。総合、コアともに前年比の伸び率が鈍化したが、依然として高い水準で推移している。鈍化ペースは非常に緩やかと受け止められ、FRBが7月以降も金融引き締めを維持するとの見方も意識された。一方、株式市場では米主要株価指数が上昇し、金は安全資産としての魅力が低下。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。6月14日9時30分現在、ロンドン金は1,940ドル台で推移しています。