国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,568円 (-8)
プラチナ 4,790円 (-14)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,968.90ドル (+10.30)
NYプラチナ 980.00ドル (-1.90)

6/14、ニューヨーク市場の金相場は4日ぶり反発。始値1,957.20ドル、高値1,973.90、安値1,952.50ドル、終値1,968.90ドル、前日比+10.30(+0.53%)。注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表され、市場予想の通り米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利の据え置きを決定した。FRBパウエル議長は会合終了後の記者会見で「インフレ率は依然として高い水準であり、目標の2%に回帰するまでの道のりは遠い」と語った。また、FOMC参加者らの多くが政策金利の見通しを引き上げ、年内のさらなる利上げが適切になると予想している。米国の利上げ長期化観測から景気後退への懸念が強まり、株式市場では主要株価指数が下落した。一方、同日に米労働省統計局より5月の生産者物価指数(PPI)が発表。インフレの鈍化を示す内容だったことで、外国為替市場では対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。6月15日9時30分現在、ロンドン金は1,940ドル台で推移しています。