国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,646円 (+78)
プラチナ 4,825円 (+35)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,970.70ドル (+1.80)
NYプラチナ 991.90ドル (+11.90)

6/15、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値1,955.70ドル、高値1,972.80、安値1,936.10ドル、終値1,970.70ドル、前日比+1.80(+0.09%)。前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表され、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の追加利上げを示唆したことで、序盤の金は売り優勢で始まり一時1,936ドルの安値を付ける。その後、米商務省より5月の小売売上高が発表。総合指数=前月比で+0.3%となり、市場予想の-0.1%を上回った。前回は+0.4%だった。米国の経済は底堅いと受け止められ、一部の主要通貨でドル買いを後押しした。同日に発表された米新規失業保険申請件数は市場予想を上回り労働需要の軟化を示した。フィラデルフィア連銀景況指数は10ヶ月連続のマイナスとなり、景気後退への懸念が強まった。また、欧州中央銀行(ECB)が0.25%の利上げを決定し、ラガルド総裁は追加利上げの可能性を示唆した。外国為替市場ではドル高が一服。対ユーロでは金利差縮小への意識からドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。6月16日9時30分現在、ロンドン金は1,950ドル台で推移しています。