- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,640円 (+8)
- プラチナ 4,690円 (-56)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,944.90ドル (-2.80)
- NYプラチナ 952.90ドル (-15.10)
6/21、ニューヨーク市場の金相場は2日続落。始値1,948.00ドル、高値1,950.40、安値1,929.30ドル、終値1,944.90ドル、前日比-2.80(-0.14%)。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日、下院での議会証言で「インフレ率は依然として高く、目標の2%に戻すまでの道のりは長い」と述べた。また、「多くの参加者が追加利上げの必要性を強調している」と指摘した。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の予想中央値が5.6%に引き上げられた。それに伴い、年末までにあと2回の利上げが想定されている。パウエル議長の発言がタカ派的と受け止められ、債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇。利息が付かない資産である金の重荷となった。一方、外国為替市場ではユーロドルが反発。欧州中央銀行(ECB)による利上げが長期化するとの見方からドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。6月21日9時30分現在、ロンドン金は1,930ドル台で推移しています。