国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,675円 (-2)
プラチナ 4,598円 (-46)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,922.20ドル (-1.60)
NYプラチナ 924.90ドル (-9.10)

6/28、ニューヨーク市場の金相場は2日続落。始値1,923.10ドル、高値1,926.10、安値1,911.40ドル、終値1,922.20ドル、前日比-1.60(-0.08%)。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は28日、欧州中央銀行(ECB)主催のパネル討論会にて、「金融政策は抑制的だが、十分ではないかもしれないし、長期にわたり実施されていない」とし、追加利上げの可能性を示した。また、ECBのラガルド総裁は「インフレが低下基調であるという証拠は得られていない」とし、「7月に利上げを実施する可能性は高い」との考えを示した。FRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、債券市場では米長期金利が上昇。利息が付かない資産である金の重荷となった。外国為替市場ではユーロドルが反落。金利差拡大への意識からドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。6月29日9時30分現在、ロンドン金は1,900ドル台で推移しています。