国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,755円 (+64)
プラチナ 4,730円 (+73)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,005.30ドル (-4.50)
NYプラチナ 972.20ドル (+8.10)

7/21、ニューヨーク市場の金相場は2日続落。始値2,010.90ドル、高値2,014.60、安値1,997.70ドル、終値2,005.30ドル、前日-4.50(-0.22%)。新たな手掛かり材料に乏しい中、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、投資家らの間では様子見ムードが強まっている。外国為替市場ではドル買いの流れを引き継ぎ、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ停止や終了への思惑もあり、金の下値は限定的であり底堅く推移した。一方、英国国家統計局(ONS)より6月の小売売上高が発表。前月比で+0.7%と市場予想の+0.2%を上回る。例年より暖かな気候が寄与したと分析された。前回は+0.1%(速報値+0.3%)に下方修正された。同日に英GfKより7月の消費者信頼感指数が発表。結果は-30と市場予想の-26を下回る。回復傾向にあった消費者マインドは半年ぶりに低下に転じた。