- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,729円 （－4）
- プラチナ 4,714円 （－24）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,009.50ドル （＋6.70）
- NYプラチナ 972.00ドル （－4.60）
7/26、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値2,005.00ドル、高値2,019.30、安値2,002.10ドル、終値2,009.50ドル、前日＋6.70（＋0.33%）。25日から26日にかけて開催された米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果が発表され、米連邦準備制度理事会（FRB）は0.25%の利上げを決定。政策金利の誘導目標は5.25%から5.5%となり、約22年ぶりの高水準となった。FRBパウエル議長は記者会見で、「今後のデータ次第では9月も利上げをする可能性はあるし、金利据え置きを選択する可能性もある」とし、「インフレ率を目標の2%まで戻すには長い時間がかかる」と語った。パウエル議長の発言は思ったほどタカ派寄りではなかったと受け止められ、投資家らの間では9月は利上げを実施しないとの見方が広がる。債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が好感された。一方、欧州中央銀行（ECB）の理事会が27日に開催される。足元ではユーロ圏経済の悪化を示す経済指標が散見しており、ラガルド総裁が今後どのような方針を示すか注目されている。7月27日9時30分現在、ロンドン金は1,970ドル台で推移しています。