- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,696円 (+167)
- プラチナ 4,583円 (+34)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,999.90ドル (+14.70)
- NYプラチナ 943.70ドル (-1.30)
7/28、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,985.30ドル、高値2,002.00、安値1,983.90ドル、終値1,999.90ドル、前日+14.70(+0.74%)。米商務省より6月の個人支出、個人所得、PCEデフレーターが発表。個人支出=前月比で+0.5%と市場予想の+0.4%を上回る。前回は+0.2%に上方修正された。個人所得=前月比で+0.3%と市場予想の+0.5%を下回る。前回は+0.5%に上方修正された。PCEデフレーター=前月比で+0.2%と市場予想と一致。前回は+0.1%だった。前年比では+3.0と市場予想と一致。前回は+3.8%だった。PCEコアデフレーター=前月比で+0.2%と市場予想の+0.1%を上回る。前回は+0.3%だった。前年比では+4.1%と市場予想の+4.2%を下回る。前回は+4.6%だった。インフレの勢いが落ち着いたことで、景気は回復傾向であると分析された。同日に4月〜6月期(第2四半期)の米雇用コスト指数が発表。前期比で+1.0%と市場予想の+1.1%を下回る。前期は+1.2%だった。労働市場は徐々に軟化していることが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが終了するとの見方が広がった。一方、ユーロ圏の経済指標がインフレの鈍化を示す内容だったことで、欧州中央銀行(ECB)による利上げ継続観測が後退した。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が好感された。