- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,691円 (-20)
- プラチナ 4,571円 (+21)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,976.10ドル (+7.30)
- NYプラチナ 928.50ドル (+6.70)
8/4、ニューヨーク市場の金相場は4日ぶり反発。始値1,969.60ドル、高値1,984.20、安値1,954.50ドル、終値1,976.10ドル、前日+7.30(+0.37%)。米労働省統計局より7月の雇用統計が発表。非農業部門雇用者数は+18万7000人と市場予想の+20万人を下回った。前回は速報値の+20万9000人から+18万5000人に下方修正された。失業率は3.5%と市場予想の3.6%を下回った。前回は3.6%だった。平均時給は前月比で+0.4%、前年比で+4.4%となり、どちらも前回から横ばいで市場予想を上回った。強弱入り混じる内容となったものの、労働需要は軟化していると受け止められ、投資家らの間では米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が後退した。債券市場では上昇傾向にあった米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差縮小への意識から対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで取引される金は割安感が好感された。