- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,695円 (-11)
- プラチナ 4,461円 (-33)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,950.60ドル (-9.30)
- NYプラチナ 892.70ドル (-11.50)
8/9、ニューヨーク市場の金相場は3日続落。始値1,959.30ドル、高値1,966.10、安値1,947.20ドル、終値1,950.60ドル、前日-9.30(-0.47%)。イタリア政府は8日、超過利潤の課税について一部撤回を発表した。資産の0.1%を超えることはないとし、市場の混乱収拾を図った模様。これを受けて投資家らのリスク回避の動きが和らぎ、欧州株式市場では大幅安となっていた銀行株が反発した。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで取引される金は割安感が高まった。一方、中国の7月の消費者物価指数(CPI)は前年比で-0.3%となり、2021年2月以来のマイナスとなった。7月の生産者物価指数(PPI)は前年比で-4.4%となり、10ヵ月連続のマイナスとなった。中国経済の先行き不安から一部の対主要通貨でドルを買う動きが強まった。また、10日に発表される7月の米消費者物価指数(CPI)の予想上振れへの警戒から、ドル高が意識され金の上値は重くなった。8月10日9時30分現在、ロンドン金は1,910ドル台で推移しています。