- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,695円 (休場)
- プラチナ 4,461円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,948.90ドル (-1.70)
- NYプラチナ 914.80ドル (+22.10)
8/10、ニューヨーク市場の金相場は4日続落。始値1,947.70ドル、高値1,963.50、安値1,944.40ドル、終値1,948.90ドル、前日-1.70(-0.09%)。米労働省統計局より7月の消費者物価指数(CPI)が発表。総合CPI=前月比で+0.2%と前回の+0.2%から横ばい。市場予想の+0.2%と一致した。前年比では+3.2%と前回の+3.0%から上昇。市場予想の+3.3%を下回った。コアCPI=前月比で+0.2%と前回の+0.2%から横ばい。市場予想の+0.2%と一致した。前年比では+4.7%と前回の+4.8%から低下。市場予想の+4.8%を下回った。強弱入り混じる内容となったが、コアCPIは6月に続き低い伸びにとどまり、ソフトランディングへの期待を強める内容だった。一方、7月30日〜8月5日の米新規失業保険申請件数は、24万8000件と前回から2万1000件増加し、市場予想の23万件を上回った。ただ、賃金の伸びは高水準であり、失業率は低水準であることから、労働市場は依然として引き締まっていると受け止められた。債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では米経済指標の下振れを受けて対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで取引される金は割安感が高まった。8月11日9時30分現在、ロンドン金は1,910ドル台で推移しています。