国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,696円 (-55)
プラチナ 4,557円 (+54)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,915.20ドル (-13.10)
NYプラチナ 895.60ドル (+4.30)

8/17、ニューヨーク市場の金相場は9日続落。始値1,922.40ドル、高値1,933.50、安値1,914.20ドル、終値1,915.20ドル、前日-13.10(-0.68%)。米フィラデルフィア連銀より8月の製造業景況指数が発表。結果は12.0と市場予想の-10.6を上回った。前回は-13.5だった。1年ぶりのプラス圏となり、経済活動の好況が示された。同日に8月6日〜12日の米新規失業保険申請件数が発表。結果は23万9000件と市場予想の24万1000件を下回った。前回は25万件(速報値24万8000件)に上方修正。前回から1万1000件減少し、労働市場は依然として引き締まっていると受け止められた。これらを受けて投資家らの間では、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が一段と強まった。債券市場では米長期金利が一時4.32%と昨年10月以来の高水準となり、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差拡大が意識され、対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。ただ、ここ最近は急ピッチでドル高が進行したため、利益確定やポジション調整によるドル売りもみられた。8月18日9時30分現在、ロンドン金は1,890ドル台で推移しています。