- 国内公表(買取価格1gあたり)※9/11追記
- 金 9,921円 (-22)
- プラチナ 4,603円 (-76)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,942.70ドル (+0.20)
- NYプラチナ 894.80ドル (-14.80)
9/8、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。始値1,943.80ドル、高値1,954.00ドル、安値1,940.80ドル、終値1,942.70ドル、前日+0.20(+0.01%)。新しい材料に乏しく、来週には米消費者物価指数(CPI)などの重要イベントを控えているため、市場では様子見ムードが広がっている。そんな中、米商務省センサス局より7月の卸売在庫確報値が発表。前月比で0.2%減と速報値の0.1%減から予想外の下方修正となった。また、市場予想の0.1%減を下回り、一部の主要通貨ではドル売りが進んだ。一方、債券市場では米長期金利が低下に転じた場面もみられ、利息や配当を生まない資産である金にとって幾分の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対ユーロではドル売り優勢の展開。ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、重要イベントを前に積極的な商いは見送られ、方向感に欠ける値動きとなった模様。