国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,908円 (-13)
プラチナ 4,607円 (+4)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,947.20ドル (+4.50)
NYプラチナ 902.30ドル (+7.50)

9/11、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値1,943.30ドル、高値1,954.60ドル、安値1,939.50ドル、終値1,947.20ドル、前日+4.50(+0.23%)。この日も重要な新規材料に乏しく、今週13日に発表される米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑から、各市場では様子見ムードが強まっている。そんな中、欧州株式市場では主要株価指数が上昇し、投資家らはリスク選好への意識が高まった。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が好感された。また、14日には欧州中央銀行(ECB)による定例理事会も控えており、ポジション調整によるユーロ買いもみられた。ただ、欧州委員会が最新のユーロ圏経済の成長率見通しを発表し、今年は1.1%から0.8%、来年は1.6%から1.3%に引き下げた。同国経済の先行き不安が強まり、ユーロの上値は限定的となった。9月12日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。