- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,910円 (+15)
- プラチナ 4,672円 (+39)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,932.80ドル (+0.30)
- NYプラチナ 911.10ドル (+5.90)
9/14、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。始値1,930.70ドル、高値1,934.50ドル、安値1,921.70ドル、終値1,932.80ドル、前日+0.30(+0.02%)。欧州中央銀行(ECB)が10会合連続となる利上げを決定。利上げ幅は0.25%となり、主要政策金利は4.5%、中銀預金金利は4.0%となった。市場関係者の間では、ユーロ圏経済の先行き不安を背景に、利上げを見送るとの声も挙がっていた。ラガルド総裁は記者会見で、利上げ打ち止めへの可能性を示唆したものの、ピークに達しているかは明言を避けた。一方、米労働省統計局(BLS)より8月の生産者物価指数(PPI)が発表。市場予想を上回る大きな伸び率となり、米国経済の底堅さが改めて示された。また、ニューヨーク原油先物相場が一時90ドル台まで上昇し、エネルギー高がインフレ抑制に水を差すとの懸念が一段と強まった。これらを受けて投資家らの間では、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識された。債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。9月15日9時30分現在、ロンドン金は1,910ドル台で推移しています。