- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,910円 (休場)
- プラチナ 4,672円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,946.20ドル (+13.40)
- NYプラチナ 929.50ドル (+18.40)
9/15、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値1,932.50ドル、高値1,952.40ドル、安値1,931.20ドル、終値1,946.20ドル、前日+13.40(+0.69%)。ニューヨーク連銀より9月の製造業景気指数が発表。結果は1.9と市場予想のマイナス10.0を大幅に上回った。前回のマイナス19.0から予想外の改善となり、米国経済の底堅さが改めて示された。債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。同日にミシガン大学より9月の消費者信頼感指数が発表。結果は67.7と市場予想の69.3を下回った。前回は69.5だった。消費者マインドは低下し、米国経済は不調とみなされた。1年先のインフレ期待は3.1%と前回(3.5%)から低下。5-10年先のインフレ期待も2.7%と前回(3.0%)から低下した。来週19-20日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を据え置くとの見方が強まった。一方、欧州中央銀行(ECB)の利上げを受けて、ユーロ圏の主要国債利回りが上昇。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対ユーロでドル売り優勢の展開。ドル建てで売買される金は割安感が高まった。