国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,974円 (-89)
プラチナ 4,732円 (-35)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,939.60ドル (-27.50)
NYプラチナ 931.60ドル (-18.00)

9/21、ニューヨーク市場の金相場は6日ぶり反落。始値1,952.00ドル、高値1,952.20ドル、安値1,933.10ドル、終値1,939.60ドル、前日-27.50(-1.40%)。英イングランド銀行(中央銀行)は利上げの見送りを決定。15会合ぶりの金利据え置きとなり、政策金利は5.25%を維持する。ベイリー総裁は声明で「インフレ率はさらに低下が続く」と予想したうえで、「より持続的なインフレ圧力の証拠があれば、さらなる金融引き締めが必要になる」との考えを示した。外国為替市場では対ユーロでドル買いが進み、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派的な姿勢を受けて、投資家らの間では米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が強まっている。債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。一方、この日発表された9月のフィラデルフィア連銀景況指数は、マイナス13.5と前回のプラス12.0から大幅に低下し、市場予想の中央値マイナス0.7を下回った。9月10日-16日の米新規失業保険申請件数は、20万1000件と市場予想の中央値22万5000件を下回った。前回は22万1000件(速報値22万件)に上方修正された。9月22日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。