- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,614円 (-107)
- プラチナ 4,593円 (-148)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,847.20ドル (-18.90)
- NYプラチナ 886.80ドル (-29.10)
10/2、ニューヨーク市場の金相場は6日続落。始値1,864.40ドル、高値1,864.70ドル、安値1,842.70ドル、終値1,847.20ドル、前日-18.90(-1.01%)。米供給管理協会(ISM)より9月の製造業景気指数が発表。結果は49.0と前回(47.6)から改善し、市場予想の中央値である47.8を上回った。景気の拡大・縮小の境目である50を11カ月連続で下回ったものの、約1年ぶりの高水準と回復の兆しを見せ、米製造業の先行き懸念が和らぐと共に底堅いと受け止められた。同日に米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事が金融政策に言及。インフレ率を目標の2%に戻すには、さらなる利上げが必要との考えを述べ、エネルギー高がインフレ抑制に水を差しかねないと指摘した。FRBによる金融引き締めが長期にわたるとの見方が台頭し、債券市場では米長期金利が一時4.7%台まで上昇。2007年10月以来の高水準を更新し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識され、対主要通貨でドル買い優勢の展開。ドル建てで取引される金は割高感が嫌気され、今年3月以来の安値圏まで下落した。10月3日9時30分現在、ロンドン金は1,820ドル台で推移しています。