- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,724円 （±0）
- プラチナ 4,584円 （－41）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 1,875.30ドル （＋11.00）
- NYプラチナ 890.20ドル （＋1.40）
10/10、ニューヨーク市場の金相場は3日続伸。始値1,875.40ドル、高値1,879.10ドル、安値1,866.10ドル、終値1,875.30ドル、前日＋11.00（＋0.59%）。イスラム原理主義組織「ハマス」とイスラエル軍の報復戦争は激化の一途を辿り、死者数は双方あわせて1600人以上にのぼっている。イスラエル軍はハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの空爆を続け、事態のさらなる悪化が懸念されている。中東情勢の地政学的リスクの高まりから、投資家らの間ではリスク回避の動きが強まり、金などの安全資産への資金逃避が加速した。一方、米連邦準備制度理事会（FRB）高官らのハト派寄りの発言が相次いだことで、市場では追加利上げ観測が後退したほか、利上げサイクルが終了するのではとの見方も広がっている。これらを受けてニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.6%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで取引される金は割安感が高まった。10月11日9時30分現在、ロンドン金は1,860ドル台で推移しています。