国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,862円 (+19)
プラチナ 4,552円 (-83)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,883.00ドル (-4.30)
NYプラチナ 875.80ドル (-17.20)

10/12、ニューヨーク市場の金相場は5日ぶり反落。始値1,888.10ドル、高値1,898.30ドル、安値1,880.60ドル、終値1,883.00ドル、前日-4.30(-0.23%)。米労働省統計局より9月の消費者物価指数(CPI)が発表。総合指数=前月比で0.4%上昇し、市場予想の0.3%上昇を僅かに上回った。前回は0.6%上昇だった。前年比では3.7%上昇し、市場予想の3.6%上昇を僅かに上回った。前回は3.7%上昇だった。食品とエネルギーを除くコア指数=前月比で0.3%上昇し、市場予想の0.3%上昇と一致。前回は0.3%上昇だった。前年比では4.1%上昇し、市場予想の4.1%上昇と一致。2021年以来の低い伸び率となった。前回は4.3%上昇だった。強弱入り混じる内容となり、一部ではエネルギー高がインフレ抑制に水を差しているとの声もみられた。また、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では多くの参加者が追加利上げが適切であると判断し、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が次回会合で追加利上げを実施するのではとの見方が広がった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が再び上昇に転じ、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識され、対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで取引される金は割高感が高まった。ただ、中東情勢の地政学的な緊張は続いており、金は安全資産としての魅力から底堅く推移した。10月13日9時30分現在、ロンドン金は1,870ドル台で推移しています。