- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 10,138円 （＋48）
- プラチナ 4,695円 （＋47）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 1,935.70ドル （＋1.40）
- NYプラチナ 906.20ドル （＋6.80）
10/17、ニューヨーク市場の金相場は小反発。始値1,933.30ドル、高値1,944.50ドル、安値1,924.60ドル、終値1,935.70ドル、前日＋1.40（＋0.07%）。米商務省センサス局より9月の小売売上高が発表。前月比で0.7%増となり、市場予想の0.3%増を上回った。前回は0.8%増（速報値0.6%増）に上方修正された。自動車を除くコア小売売上高は、前月比で0.6%増となり、市場予想の0.2%増を上回った。前回は0.9%増（速報値0.6%増）に上方修正された。米国の個人消費は底堅いと受け止められ、米連邦準備制度理事会（FRB）による金融引き締めが長期にわたるとの見方が広がった。同日にドイツの民間調査会社である欧州経済センター（ZEW）より10月の景況感指数が発表。結果はマイナス1.1となり、市場予想の中央値であるマイナス9.4を上回った。前回はマイナス11.4だった。3カ月連続の改善となり、ドイツ経済の先行きに対し楽観的な見方が広がった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、金利差拡大観測によるドル買いも入り、ユーロドルの上値は限定的となった。一方、中東情勢の先行きに対し不透明感が強まる中、米国のブリンケン国務長官は17日、バイデン大統領が18日にイスラエルを訪問することを明かした。中東を巡る地政学的リスクが幾分和らぎ、安全資産への資金流入は落ち着きをみせている。10月18日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。