国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,428円 (-40)
プラチナ 4,769円 (-80)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,988.60ドル (-10.60)
NYプラチナ 917.60ドル (-26.70)

11/6、ニューヨーク市場の金相場は3日ぶり反落。始値1,999.40ドル、高値2,000.10ドル、安値1,984.20ドル、終値1,988.60ドル、前日比(-10.60%)。先週3日に発表された10月の米雇用統計は労働市場の軟化を示し、さらなる減速への可能性を示唆した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げサイクル終了への見方が強まる中、ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇に転じ、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識され、対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。この日発表された9月のドイツ製造業新規受注は、前月比で0.2%増と市場予想の1.4減を上回った。前回は1.9%増(速報値3.9%増)に下方修正された。前年比では4.3%減と市場予想の2.9%減を下回った。前回は6.3%減(速報値4.2%減)に下方修正された。10月のドイツ非製造業購買担当者景気指数(確報値)は、48.2と市場予想の48.0を下回った。前回は48.0だった。ユーロ圏非製造業購買担当者景気指数(確報値)は、47.8と市場予想と一致。前回は47.8だった。一方、イスラエルとハマスの戦闘で、死者数は双方あわせて1万1000人を超えた。中東情勢の地政学的リスクはくすぶり続け、有事の金は安全資産への資金逃避先として底堅く推移した。11月7日9時30分現在、ロンドン金は1,970ドル台で推移しています。