国内公表(買取価格1gあたり)※11/13追記
金 10,394円 (+43)
プラチナ 4,629円 (+108)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,950.20ドル (+12.50)
NYプラチナ 863.60ドル (+18.00)

11/13、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,943.40ドル、高値1,953.50ドル、安値1,935.60ドル、終値1,950.20ドル、前日比+12.50(+0.65%)。重要な経済指標の発表はなく、新たな手がかり材料に乏しい中、市場は14日に発表される10月の米消費者物価指数(CPI)を控え様子見ムードが広がっている。先週は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融政策に言及。パウエル議長の発言はタカ派寄りと受け止められ、FRBによる追加の利上げ予想が再燃し、金融引き締めが長期にわたるとの見方が強まった。また、11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数は4カ月連続で低下し、インフレ期待は上昇。消費者マインドは高金利や景気見通しへの懸念から低下した。この日のニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金にとって強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、欧州株式市場で主要株価指数が上昇したこともユーロ買い要因となった。11月14日9時30分現在、ロンドン金は1,940ドル台で推移しています。