- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,505円 (+72)
- プラチナ 4,715円 (-40)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,987.30ドル (+23.00)
- NYプラチナ 902.80ドル (+0.80)
11/16、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,963.00ドル、高値1,991.10ドル、安値1,959.00ドル、終値1,987.30ドル、前日比+23.00(+1.17%)。米労働省統計局より先週の米新規失業保険申請件数が発表。結果は23万1000件と前週比で1万3000人増加し、市場予想の中央値である22万件を上回った。前回は21万8000件(速報値21万7000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は186万5000件と前週比で3万2000件増加。前回は183万3000件(速報値183万4000件)に下方修正された。弱い内容の米雇用統計を受けて、市場関係者の間では労働市場は軟化していると受け止められた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。同日に発表された10月の米輸入物価指数は、前月比で0.8%低下と市場予想の0.3%低下を下回った。前回は0.4%上昇(速報値0.1%上昇)に上方修正された。今年3月以来のマイナス幅となり、インフレ圧力の緩和が示された。10月の米鉱工業生産指数は、前月比で0.6%低下と市場予想の0.3%低下を下回った。前回は0.1%上昇(速報値0.3%上昇)に下方修正された。設備稼働率は78.9%と市場予想の79.5%を下回った。前回は79.5%(速報値79.7%)に下方修正された。フィラデルフィア連銀景況指数は、マイナス5.9と市場予想のマイナス9.0を上回った。前回はマイナス9.0だった。11月17日9時30分現在、ロンドン金は1,980ドル台で推移しています。