- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,249円 (-253)
- プラチナ 4,552円 (-31)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,046.40ドル (-1.50)
- NYプラチナ 912.00ドル (+18.30)
12/7、ニューヨーク市場の金は小反落。始値2,043.40ドル、高値2,057.20ドル、安値2,036.60ドル、終値2,046.40ドル、前日比-1.50(-0.07%)。米労働省より先週の新規失業保険申請件数が発表。結果は22万件と前週から1000件増加し、市場予想の中央値である22万件と一致した。前回は21万9000件(速報値21万8000件)に上方修正された。労働市場は緩やかに減速している可能性が示唆された。失業保険継続受給者数は186万1000件と前週から6万4000件減少し、市場予想の中央値である191万件を下回った。前週は192万5000件(速報値192万7000件)に下方修正された。ホリデーシーズンによる統計の不安定さを加味しても、失業保険は高水準で推移している。足元では米国のインフレ鈍化を示す経済指標が相次いでいて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ転換を織り込んだ動きが活発化している。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、金買い一巡後は利益確定の売りに押され、終値ベースではマイナス圏で取引を終えた。対円では日銀・植田和男総裁の政策修正に対するポジティブな発言を受けて、円買い・ドル売りが急速に進行。一時1ドル=141円台後半まで上昇した。12月7日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。