- 国内公表(買取価格1gあたり)※12/11追記
- 金 10,185円 (-66)
- プラチナ 4,649円 (-17)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,993.70ドル (-20.80)
- NYプラチナ 915.70ドル (-4.10)
12/11、ニューヨーク市場の金は3日続落。始値2,020.00ドル、高値2,023.70ドル、安値1,991.20ドル、終値1,993.70ドル、前日比-20.80(-1.03%)。週明けは新規材料に乏しく、12日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)を前にポジション調整の動きが広がった。12-13日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催。3会合連続で政策金利を据え置くと見込まれていて、当局者から利下げに関するキーワードが出るか注目されている。この日のニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されたものの、ポジション調整の動きから次第にドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。一方、8日に発表された11月の米雇用統計が市場予想を上回る力強い内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを判断するには依然として強すぎるとの見方が台頭。市場関係者の間では早期の利下げ期待が薄まり、金融引き締めが長期にわたるとの予想が強まった。金はリスクの分散先としての需要が後退し、利下げ転換を織り込んだ買い一巡後は売りが続いている。終値ベースでは11月18日ぶりに節目となる2,000ドルを割り取引を終えた、12月12日9時30分現在、ロンドン金は1,980ドル台で推移しています。