国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,337円 (-29)
プラチナ 4,894円 (+33)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,093.10ドル (+23.30)
NYプラチナ 1,014.60ドル (+19.00)

12/27、ニューヨーク市場の金は大幅続伸。始値2,079.30ドル、高値2,095.80ドル、安値2,072.80ドル、終値2,093.10ドル、前日比+23.30(+1.13%)。年末の休暇時期で市場参加者は少なく薄商いの中、12月の米リッチモンド連銀製造業指数が発表。結果はマイナス11となり、市場予想のマイナス3を下回った。前回はマイナス5だった。予想以上に悪化し、ドルが弱含む要因となった。また、足元ではインフレの鈍化を示唆する米経済指標が相次いでいて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げをするとの見方は根強いものとなっている。この日のニューヨーク・債券市場では米長期金利が大幅に低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は一時2,095ドルの高値を付けた後も堅調に推移した。また、年末になると換金売りや新年への期待買いが交錯し、値動きが荒くなり餅つき相場になるとの声も聞かれた。12月28日9時30分現在、ロンドン金は2,080ドル台で推移しています。