- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,398円 (+132)
- プラチナ 4,815円 (-27)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,050.00ドル (+7.20)
- NYプラチナ 966.30ドル (-20.80)
1/4、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,049.30ドル、高値2,058.10ドル、安値2,043.30ドル、終値2,050.00ドル、前日比+7.20(+0.35%)。米民間調査会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)より12月の非農業部門雇用者数が発表。結果は16万4000件と8月以来の高水準となり、市場予想の中央値である12万件を予想外に上回った。前回は10万1000件(速報値10万3000件)に下方修正された。同日に発表された先週の米新規失業保険申請件数は、前週比1万8000件減の20万2000件となり、市場予想の中央値である21万6000件を下回った。前回は22万件(速報値21万8000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比3万1000件減の185万5000件。前回は188万6000件(速報値187万5000件)に上方修正された。労働市場は依然として底堅く推移していて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げをするとの見方が弱まった。一方、ユーロ圏とドイツのサービス業購買担当者景気指数(PMI)確報値は上方修正となった。また、ドイツとフランスの消費者物価指数(CPI)は鈍化傾向だったものの、前年比・前月比ともに伸びが加速した。インフレ再燃が示唆されたことで、欧州中央銀行(ECB)が早期に利下げをするとの期待は薄まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。ただ、対ユーロでは逆相関を無視したドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。1月5日9時30分現在、ロンドン金は2,040ドル台で推移しています。