- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,510円 (-8)
- プラチナ 4,616円 (-10)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,030.20ドル (-21.40)
- NYプラチナ 904.40ドル (-16.70)
1/16、ニューヨーク市場の金は反落。始値2,053.40ドル、高値2,062.80ドル、安値2,027.60ドル、終値2,030.20ドル、前日比-21.40(-1.04%)。週明けのニューヨーク・債券市場では米長期金利が再び4%台まで上昇。金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感から売りが先行した。その後に発表された1月のドイツZEW景況感指数は、15.2と前回の12.8から上昇し、市場予想の11.8を上回った。6カ月連続の改善となり、景気の先行きへの期待感が高まった。また、バンバッハ所長は欧州中央銀行(ECB)による早期の利下げ期待が反映されたと指摘した。1月のニューヨーク連銀製造業景気指数は、マイナス43.7と前回のマイナス14.5から低下し、市場予想のマイナス4.5を大幅に下回った。2カ月連続のマイナスとなり、ドルが弱含む場面もみられた。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は16日、米ブルッキングス研究所主催の講演で利下げに言及。「年内の利下げは妥当」との認識を示したものの、急がず慎重に進める必要があると強調し、市場で台頭する早期の利下げ観測にけん制したと受け止められた。これらの発言を受けて、米長期金利が上昇しドルが強含み、後半にかけて金は下げ幅を拡大した。1月17日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。