国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,530円 (+58)
プラチナ 4,696円 (+102)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,021.60ドル (+15.10)
NYプラチナ 912.00ドル (+22.40)

1/18、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,009.10ドル、高値2,025.60ドル、安値2,007.70ドル、終値2,021.60ドル、前日比+15.10(+0.75%)。米商務省より12月の米住宅着工件数が発表。前月比で4.3%減の146万件となり、市場予想の141万件を上回った。前回は152万5000件(速報値156万件)に下方修正された。建築許可数は、前月比で1.9%増の149万5000件となり、市場予想の147万件を上回った。前回は146万7000件(速報値146万件)に上方修正された。同日に米労働省より先週の新規失業保険申請件数が発表。前週比1万6000件減の18万7000件となり、市場予想の20万5000件を下回った。前回は20万3000件(速報値20万2000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比2万6000件減の180万6000件。前回は183万2000件(速報値183万4000件)に下方修正された。米景気の底堅さが改めて示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げをするとの見方が後退した。ただ、1月のフィラデルフィア連銀景況指数は、マイナス10.6と市場予想のマイナス6.0を下回った。前回はマイナス12.8(速報値マイナス10.5)に下方修正された。5カ月連続のマイナスとなり、米景気の先行き懸念も意識された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.13%まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は弱材料が台頭したものの、中東の地政学的リスクの高まりを受けて、安全資産としての需要から底堅く推移し反発した。1月19日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。