- 国内公表(買取価格1gあたり)※1/29追記
- 金 10,537円 (+29)
- プラチナ 4,702円 (+89)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,036.10ドル (-0.70)
- NYプラチナ 921.30ドル (+26.80)
1/26、ニューヨーク市場の金は小反落。始値2,040.00ドル、高値2,046.80ドル、安値2,034.40ドル、終値2,036.10ドル、前日比-0.70(-0.03%)。米商務省より23年12月のPCEデフレーターが発表。PCE総合=前月比で0.2%と市場予想の0.3%を下回った。前回は-0.1%だった。前年比では2.6%と市場予想と一致。前回の2.6%から横ばいとなった。PCEコア=前月比で0.2%と市場予想の0.3%を下回った。前回は0.1%だった。前年比では2.9%と市場予想の3.0%を下回った。前回は3.2%だった。個人支出=前月比で0.7%と市場予想の0.5%を上回った。前回は0.4%(速報値0.2%)に上方修正された。個人所得=前月比で0.3%と市場予想と一致。前回は0.4%だった。インフレの鈍化が継続している一方、個人消費は堅調に推移していて、米景気は底堅いと受け止められた。また、年末商戦もインフレ加速には至らず、ソフトランディングへの期待が高まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.16%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。ただ、対ユーロでは逆相関を無視したドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は強弱入り混じる材料で方向感に欠ける展開となった。