- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,555円 (+21)
- プラチナ 4,724円 (-33)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,050.90ドル (+6.30)
- NYプラチナ 931.70ドル (-6.60)
1/30、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,051.50ドル、高値2,068.00ドル、安値2,047.10ドル、終値2,050.90ドル、前日比+6.30(+0.31%)。欧州連合統計局より第4四半期のユーロ圏実質国内総生産(GDP)速報値が発表。前期比で0.0%と横ばいとなり、市場予想と一致した。前回は-0.1%だった。前年比では0.1%と市場予想の0.2%を下回った。前回は0.0%だった。ほぼ横ばいとの結果を受けて、ユーロ圏がリセッション入りしたとの懸念が和らいだ。同日に米労働省より23年12月の雇用動態調査(JOLTS)が発表。求人件数は902万6000件に増加し、市場予想の875万件を上回った。前回は892万5000件(速報値879万件)に上方修正された。労働市場は依然として底堅く推移していて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遠のくとの見方が強まった。その後に米民間調査会社コンファレンス・ボードより1月の消費者信頼感指数が発表。結果は114.8と市場予想の112.0を上回った。前回は108.0(速報値110.7)に下方修正された。約2年ぶりの高水準となり、利下げへの期待が反映されたと受け止められた。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ、米長期金利が一時4.09%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ただ、その後は米長期金利の低下に伴いドルが弱含み、金は下げ幅を縮小した。1月31日9時30分現在、ロンドン金は2,030ドル台で推移しています。