- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,585円 (+29)
- プラチナ 4,656円 (-66)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,071.10ドル (+3.70)
- NYプラチナ 922.30ドル (-10.30)
2/1、ニューヨーク市場の金は4日続伸。始値2,057.90ドル、高値2,083.20ドル、安値2,046.40ドル、終値2,071.10ドル、前日比+3.70(+0.18%)。欧州連合統計局より1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が発表。前月比で-0.4%と市場予想の-0.3%を下回った。前回は0.2%だった。前年比は2.8%と市場予想の2.7%を上回った。前回は2.9%だった。コアの前年比は3.3%と市場予想の3.1%を上回った。前回は3.4%だった。市場予想とほぼ一致し、各市場への影響は限定的だった。同日に米労働省より先週の新規失業保険申請件数が発表。前週比9000件増の22万4000件となり、市場予想の20万9000件を上回った。前回は21万5000件(速報値21万4000件)に上方修正。第4四半期の米非農業部門労働生産性指数(速報値)は、前期比3.2%と市場予想の1.3%を上回った。前回は4.9%(速報値5.2%)に下方修正。単位労働コスト(速報値)は、前期比0.5%と市場予想の3.0%を下回った。前回は-1.1%(速報値-1.2%)に上方修正。労働市場は軟化していると受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まった。その後発表された1月の米ISM製造業景気指数は、49.1と市場予想の47.0を上回った。前回は47.1(速報値47.4)に下方修正。小幅に改善したものの、景気拡大・縮小の境目である50.0を15カ月連続で割った。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が3.8%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。2月2日9時30分現在、ロンドン金は2,050ドル台で推移しています。