国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,596円 (+8)
プラチナ 4,669円 (+9)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,051.40ドル (+8.50)
NYプラチナ 911.00ドル (+7.50)

2/6、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,041.40ドル、高値2,055.30ドル、安値2,038.80ドル、終値2,051.40ドル、前日比+8.50(+0.42%)。この日は主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しかった。足元では米景気の底堅さを示す経済指標が相次いでいて、米連邦準備制度理事会(FRB)が3月に利下げを開始するとの見方が後退。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.16%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。その後、米クリーブランド連銀のメスター総裁がオハイオ州の講演で金融政策に言及。米国経済が予想通りに推移すれば、今年中に利下げを開始する可能性があると述べた。ただ、インフレ率が目標2%に持続的に向かっていると確信できるまで、利下げは急がないとの立場を表明した。これを受けて米長期金利が4.08%台まで低下。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含み、金は下げ幅を打ち消しプラス圏で取引を終えた。2月7日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。