- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,554円 (-10)
- プラチナ 4,673円 (+75)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,004.30ドル (-2.90)
- NYプラチナ 897.30ドル (+18.40)
2/14、ニューヨーク市場の金は5日続落。始値2,006.30ドル、高値2,008.80ドル、安値1,996.40ドル、終値2,004.30ドル、前日比-2.90(-0.14%)。英統計局(ONS)より1月の消費者物価指数(CPI)が発表。総合指数=前年比で4.0%と市場予想の4.1%を下回った。前回は4.0%だった。コア指数=前年比で5.1%と市場予想の5.2%を下回った。前回は5.1%だった。インフレ率は加速すると見込まれていたが、横ばいだったことで市場の反応は限定的だった。同日、欧州連合統計局より第4四半期のユーロ圏GDP改定値が発表。前期比で横ばいと市場予想と一致し、前年比も0.1%と市場予想と一致した。第3四半期の前期比-0.1%から改善し、ユーロ圏が景気後退入りしたとの懸念が和らいだ。一方、13日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)がインフレの根強さを示したことで、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遠のくとの見方が強まっている模様。ニューヨーク・債券市場では米長期金利の上昇が一服し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識された。対ユーロではドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は一時1,996ドルの安値を付けたものの、下げ幅を縮小し2,000ドルの節目を回復した。2月15日9時30分現在、ロンドン金は1,990ドル台で推移しています。