- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,673円 (+20)
- プラチナ 4,735円 (+34)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,039.80ドル (+15.70)
- NYプラチナ 914.30ドル (+0.80)
2/20、ニューヨーク市場の金は3日続伸。始値2,027.70ドル、高値2,042.70、安値2,023.90ドル、終値2,039.80ドル、前日比+15.70(+0.78%)。週明けは主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しい。足元ではインフレの根強さを示す米経済指標が相次いでいて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遠のくとの見方が強まっている。一方、イングランド銀行(BOE)のベイリー総裁は議会証言で、「利下げ前にインフレ率が目標に達する必要はない」と強調。また、市場の利下げ見通しは「理不尽ではない」とし、景気後退入りについては重要視しないとの考えを示した。同日、欧州中央銀行(ECB)より発表された12月のユーロ圏経営収支は黒字が拡大し、為替市場でユーロ・ドルが買われる要因となった。その後発表された1月の米景気先行指数は、-0.4%と市場予想の-0.2%を下回った。前回は-0.1%だった。米国経済は減速していると受け止められ、安全資産として債券が買われる要因となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。2月21日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。