国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,713円 (+40)
プラチナ 4,647円 (-88)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,034.30ドル (-5.50)
NYプラチナ 889.60ドル (-24.70)

2/21、ニューヨーク市場の金は4日ぶり反落。始値2,036.20ドル、高値2,043.50、安値2,030.90ドル、終値2,034.30ドル、前日比-5.50(-0.27%)。この日も主要な経済指標の発表はなく、新たな手がかり材料に乏しかった。そんな中、米連邦準備制度理事会(FRB)は1月30-31日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を発表。多くの参加者が時期尚早な利下げに懸念を示しており、高金利を長く維持するよりもリスクが大きいと指摘した。ただ、一部の参加者は好調な米国経済を鑑みて、インフレの鈍化が停滞しかねないとの懸念を示し、利下げにはインフレが持続的に低下しているというデータが必要と指摘した。足元ではインフレの根強さを示す米経済指標が相次いでいて、FRBによる利下げは遠のくとの見方が強まっていた。また、市場関係者の間では利下げ開始は6月になるとの見方が優勢になっている模様。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.3%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。2月22日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。