国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,713円 (休場)
プラチナ 4,647円 (休場)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,030.70ドル (-3.60)
NYプラチナ 905.50ドル (+15.90)

2/22、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値2,036.50ドル、高値2,045.50、安値2,029.30ドル、終値2,030.70ドル、前日比-3.60(-0.18%)。2月のドイツ購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業=42.3と市場予想の46.1を下回った。前回は45.5だった。サービス業=48.2と市場予想の48.1を上回った。前回は47.7だった。1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)確報値は、前年比2.8%と市場予想と一致した。前回は2.9%だった。コアも前年比3.3%と市場予想と一致した。前回は3.4%だった。先週の米新規失業保険申請件数は、前週比1万2000件減の20万1000件となり、市場予想の21万7000件を下回った。前回は21万3000件(速報値21万2000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は、2万7000件減の186万2000件だった。前回は188万9000件(速報値189万5000件)に下方修正された。労働市場の底堅さが改めて示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遠のくとの見方が強まった。1月の米中古住宅販売件数は、前月比3.1%増の400万戸となり、市場予想の395万戸を上回った。前回は388万戸(速報値378万戸)に上方修正された。住宅ローン金利の低下で買い手が増え、2023年8月以来の高水準となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。ただ、対ユーロでは次第に逆相関を無視してドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。一方、東京株式市場では日経平均株価が34年ぶりの最高値を更新。また、米国株式市場では半導体メーカー「エヌビディア」の好決算を背景に米国株が上昇したものの、金相場への影響は限定的だった。2月23日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。